先日、高御位へ御神事、及び千願供養へ参加してきました。毎月参加させて頂いているのですが、嬉しい事に毎回私にとって今必要なメッセージを頂きます。
午前中の祓い清めの御神事では、神より新たな気づきを頂きます。今、私にとって与えられている事がどういう事を意味するのかについての答えを、必ず教えてくださいます。その度に胸が熱くなり涙が溢れます。
午後からの千願供養では、これでもかというくらい般若心経を唱えます。それぞれの方が経木にご先祖様の名前をしたため、ご先祖様水子様に対してお供養を申し上げます。そして最後は護摩焚きをします。熱いほどの炎が目の前で燃え盛ります。
ご先祖を思い出しながら手を合わせると、ご先祖の思いが通じてきてここでもまた胸が一杯になるのです。今のわたしを感じる事ができるのはご先祖がいたから在る事。自分がこの家を選んで産まれてきたことを、改めて感じることができる時間です。
今、私はずっと大嫌いだった母を姉と共に車椅子を使い介助しながら病院へ通う日が続いています。今までの私達親子では想像もつかない光景です。
ですが、これは私が好きだった祖母との縁を改めて繋いで頂いたことだと気づきました。母が足が麻痺して歩けないと言った時、ふと思い出したのです。祖母は植物状態が半年続きその後亡くなりました。亡くなるまで祖母は上半身は上を向いて眼は動いているのですが、足は両膝を横に曲げたまま伸ばす事はありませんでした。そのまま柩に入ったのを覚えています。普段の私達でさえ足を曲げっぱなしだと痛くてだるくて仕方ないですよね。祖母は何故その体制でいたのか理由は解りませんが、ずっとしんどかったのだと思います。そして、母を通して私に伝えてきたのだと思いました。
これはご先祖が代々残してきた「記憶」「カルマの法則」というのでしょうか。ここで、同じカルマを私がもう受け継がないようにと与えられた解消の時間です。
母と向き合う事で、認めることができなかった「わたし」の中の感情、忘れていた・・いえ、見ないように眼を背け蓋をしていた辛い記憶が蘇り胸を焼かれます。
前までの私だと越えられなかった事が、今ではそのまま受け入れることができました。
今だから・・・。
今だから逃げてきた「わたし」と向き合う時間を与えられたのです。
祖母の思いを受け止め、母に手を差し伸べる。そんな「わたし」が今在ることへの感謝を、改めてご先祖にお伝えしました。
そして、今回は大麻を使い自分で創り上げた数珠で手を合わせお供養申し上げました。大麻を両手で包み合わす手から、全身の細胞一つ一つ血液に至るまで祓い清められて心も体も軽くなりました。
スピリチュアルもいいですが、足を地につけご先祖に感謝を込めて供養させて頂く事も怠ってはいけませんね(#^^#)
ありがとうございます。